グッバイ、レーニン [2004年 レビュー]
「グッバイ、レーニン」(2003年・ドイツ)
東西ドイツ統一によってもたらされたある家族の悲喜劇を描いたドラマです。
東西ドイツ統一によってもたらされたある家族の悲喜劇を描いたドラマです。
朝鮮半島の離散家族を描いた「キルソドム」を見たときも思ったんだけど、やっぱり当事者じゃないと理解できない(エンタテイメントとしては楽しめない)部分が数多くあって、逆を言えば当時の情勢を知っていればいるほど楽しめるというわけです。
東ベルリンに西側文化が流れ込んでくる様はかなり笑える。特に社会主義の象徴でもある「赤」をコカ・コーラのロゴに置き換えたところは笑いました。
またレーニン像がヘリコプターで移送されるシーンも絶品。
ただ、軸となるストーリーは「統一の事実を愛国心の塊だった母親に知られたくない」とする息子の奮闘振りでしかなく、どんなエピソードが来ても観客の想像を大きく越えられないのが残念。
こんにちは。
去年僕もコレ見ました!
「ただ軸となる~」はおっしゃるとおりだと思いました。印象も薄いせいか、どうしてもラストが思い出せないんですよね・・・。
覚えているのは、統一前に宇宙飛行士だった男がタクシーの運転手になっていたこと。あれは結構史実に近いんじゃないかな。
あとは、オープニングの映像と音楽が秀逸だった記憶があります。
なんか、おっしいなあ~(まあ僕が日本人だからってこともあるのでしょうが)って感じの作品でした。
by プラン7 (2005-05-18 20:37)
プラン7さん、ナイス!ありがとうございます。
オープニングの映像…もう思い出せなくなってます(笑)。
音楽は良かったですね。主役の男の子もすごく良かったです。
by ken (2005-05-19 12:49)