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アンダーワールド:ビギンズ(2009年・アメリカ) [2011年 レビュー]

原題:UNDERWORLD: RISE OF THE LYCANS  監督:パトリック・タトポロス

 シリーズ第3弾は、物語の原点に還るストーリー。
 
 自分で観ておいてなんだけど、この映画、誰が観たんだろう。この世界観を気に入った人がどれくらいいたのか知らなんが、ケイト・ベッキンセールが出て来ない「アンダーワールド」なんて、カツ抜きのカツカレーにも劣る。
 日本版のコピーは「いま明かされる女処刑人の謎」である。
 サブコピーには「過去に、もう一人の私がいた」と「すべては、ここから始まった」があって、僕はよもやケイトが出て来ないとは1ミリも想像しなかった。いや実際ケイトはラストカットで出て来るんだけど、それでいいワケねーだろ!…おっと語尾が上がってしまった。

 というわけでこの回は、ヴァンパイア族の長老ビクター(ビル・ナイ)と、ライカン族の始祖ルシアン(マイケル・シーン)が、ビクターの娘ソーニャ(ローナ・ミトラ)を巡って争うというハナシである。
 このローナ嬢がケイトにも劣らぬ「エロカッコイイ」キャラなら許せたんだけど、なんだかアマゾネス風というか、サル顔というか、まったくそそらない女子だったので、もう終始眠くて困った。マイケル・シーンは頑張ってていいんだけどな。

 ではこの映画が世界でどれくらい観られたのか気になったので調べてみた。
 アメリカ国内での売り上げは$45,802,315で、国外では$45,524,882といずれも約39億円前後。製作費が350万ドル(約30億円)なので、まあ40億円くらい儲かってはいるんだけど、2009年の全米ランキングでは66位と低調。あー、1位「アバター」と2位「トランスフォーマー/リベンジ」の年だったのね。

 ところで、人間から狼への変身シーンを観ていて、水谷豊のデビュー作「バンパイヤ」を思い出した。水谷豊少年が狼男に変身するシーン。あれは確かアニメと実写を合成させていた記憶がある。あれはあれでよく出来ていたなあ。
 あれ?そう言えば「バンパイア」ってタイトルで、なんで狼男の少年が主役なんだ?(笑)。

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コメント 2

u_yasu

ケイトがメインじゃないんですかぁ〜!?

ケイトがヒロインじゃない『アンダーワールド』なんて・・・
俄然観る気がなくなって・・・
by u_yasu (2011-02-02 02:05) 

ken

観るまでもありません!…いい防波堤になったでしょ?w
nice!ありがとうございます。
by ken (2011-02-04 00:55) 

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