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我が心のオルガン [2004年 レビュー]

我が心のオルガン」(1999年・韓国) 主演:イ・ビョンホン、イ・ミヨン、チョン・ドヨン

 「私にも妻がいたらいいのに」のヒロイン、チョン・ドヨンの作品が観たくて選んだ1本。
 チョン・ドヨンは1973年生まれなので、26歳のときに17歳の役を演じたことになる。これはちょっとした驚きだった。
 実は本編が始まって早々にチョン・ドヨンが登場するのだけど、「私にも妻が…」で見た顔とあまりにも違っているせいですぐには彼女だと気が付かなかったんです。完全ノーメイクだと思うんだけど、演技のうまさと相まって17歳よりもさらに年下の女の子に見えてしまうのがすごい。
 この作品はタイトルを見ると感動的なドラマかと思うんですが、簡単に言うと17歳の女の子が21歳の新米教師に恋をする物語です。ストーリーに特別大きなうねりはありませんが、舞台設定が60年代ということもあって「ほのぼの感」が心地良い。
 

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ヴァン・ヘルシング [2004年 レビュー]

ヴァン・ヘルシング」(2004年・アメリカ) 主演:ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール
 
 2004年で一番のヘタレ映画です(笑)。
 いや、予告編を観たときから「この映画は観なくてもいい」と自分に言い聞かせていたんですよ。
 
でもね、今日仕事終わりで青物横丁のGEOに寄ったら、新作の棚にズラリと結構な本数が並んでいて、それでいて2枚のDVDが残ってたの。その瞬間に、「え~どうするぅ、ヒュー・ジャックマンだしぃ一応観とくぅ?」ってまるでバカな女子高生みたいな台詞が頭の中を流れていって、「それでつい手に取っちゃったわけ~。そしたら大失敗でぇ~。もうアタシってバカじゃんって感じぃ?」(笑)。
 タイトルは何やら物々しいのに、単なるドラキュラ退治のハナシなんですよ、これって。それで何が悲しいって、何の正義もないの。
 例えば「ゴジラ」は人間の傲慢さだったり、「スパイダーマン」は人それぞれの責任感だったり、「スターウォーズ」は人間の弱さだったり何かしら訴えるものがあるのに、「ヴァン・ヘルシング」には何もないんです。だから薄っぺらい。ホントにとんでもない映画でした。
 主演の2人の仕事は選んだほうがいいよ。「X-MAN」とか「アンダーワールド」は、まだまともだったよ~(笑)。

ヴァン・ヘルシング

ヴァン・ヘルシング

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: DVD

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オアシス [2004年 レビュー]

オアシス」(2002年・韓国) 主演:ソル・ギョング、ムン・ソリ

 本編には大きく3つの驚きがあります。
 ひとつはソル・ギョングの演技力。
 昨夜観た「私にも妻がいたらいいのに」で演じたマジメな銀行員から一転。前科3犯の落ち着きのない男を見事に演じている。
 ふたつめは重度脳性マヒの女性を演じたムン・ソリのリアリティ。
 迫真の演技のおかげで骨盤がずれてしまい、撮影後にリハビリを受けたという事実。
 三つめは現実とファンタジーの交わり具合。
 脳性マヒのコンジュ(韓国語で「姫」と言う意味)のイメージする幻想シーンが、明確な線引き無しに突如始まったり終わったりする。
 コンジュが登場するシーンの白い鳩の見せ方は秀逸。
 だけど、予告編の巧いナレーションと構成に泣いてしまった僕は、本編で泣けなかったことが悲しい(笑)。
 前科3犯の男、ジョンドゥとコンジュが互いに惹かれて行く過程はかなりおもしろい。
 ただ、3犯目の事件にまつわる秘密は早い段階で伏線を引いておくべきだったと思う。それさえあれば観客のジョンドゥに対する目線が変わってもっと深くドラマに入っていけたんじゃないかなあ。
 
 それにしても「やっぱりヘタな期待はするもんじゃない」とこの作品で僕は再認識したのでした。
 まだ観ていらっしゃらない方は、僕がここに書いた以上の情報をインプットせずに、ぜひ観てください。きっと楽しめるはずです。

オアシス

オアシス

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2004/12/23
  • メディア: DVD

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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 [2004年 レビュー]

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004年・アメリカ)

 
過去2作と比べると圧倒的に面白くない。
 脚本がいまいちなんだろうなあ。ハリーたちは一体何に慌てていて、何を追及しようとしているのかが良く判らないんです。

 これは字幕原稿の問題かもしれない。そういえばDVDは日本語吹き替え版が優先で再生されるシステムになっていたな。でもそれくらい複雑な話になってしまっているということだろうか?
 映像としても見どころは少ない。DVD特典で過去2作の予告編も見ることが出来たんだけど、それを見比べても3作目は見劣りする。
 原作を読んでいれば楽しめると言われるかもしれないけれど、僕は原作を読む気は無いし、原作を読めないと楽しめない映画ならその価値は一気に下がると思う。
 僕はハーマイオニー役のエマ・ワトソンが好きだから見たけれど、映画としては完全にイマイチ。原作を読んでいない人は、観なくてもいいかも。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2004/12/17
  • メディア: DVD

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グッバイ、レーニン [2004年 レビュー]

グッバイ、レーニン」(2003年・ドイツ)

 東西ドイツ統一によってもたらされたある家族の悲喜劇を描いたドラマです。
 朝鮮半島の離散家族を描いた「キルソドム」を見たときも思ったんだけど、やっぱり当事者じゃないと理解できない(エンタテイメントとしては楽しめない)部分が数多くあって、逆を言えば当時の情勢を知っていればいるほど楽しめるというわけです。
 東ベルリンに西側文化が流れ込んでくる様はかなり笑える。特に社会主義の象徴でもある「赤」をコカ・コーラのロゴに置き換えたところは笑いました。
 またレーニン像がヘリコプターで移送されるシーンも絶品。
 ただ、軸となるストーリーは「統一の事実を愛国心の塊だった母親に知られたくない」とする息子の奮闘振りでしかなく、どんなエピソードが来ても観客の想像を大きく越えられないのが残念。

グッバイ、レーニン!

グッバイ、レーニン!

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2004/10/16
  • メディア: DVD

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ジャイアント・ピーチ [2004年 レビュー]

ジャイアント・ピーチ」(1996年・アメリカ)

 「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」に続く、ティム・バートン製作の人形アニメーション映画。
 これはずいぶん前、友達の女の子にぜひ観るように、と薦められていた1本で、何度も何度も手に取りながら一度も観ることなく今日まで来たのだけど、昨日「サイモン・バーチ」という映画のDVDを買おうとしたら「1本買えば1本タダ」キャンペーンをやっていて、その中に「ジャイアント・ピーチ」があり、「そうか、ついに観ろってことだな」と観念したのでした(説明長いね)。

 観始めてからしばらくして、こいつは僕の甥っ子に見せる映画だなと思いました。そんなハートフルムービーです。
 夢を持つこと、そして友達を愛することの大切さを、ミュージカル仕立ての構成で楽しく見せてくれます。
 ただ今の僕は観る必要がなかったかも。小さな子供と一緒じゃなきゃね。

ジャイアント・ピーチ

ジャイアント・ピーチ

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: DVD

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死ぬまでにしたい10のこと [2004年 レビュー]

死ぬまでにしたい10のこと」(2003年・カナダ/スペイン)

 この邦題は巧いです。
 きっとこのタイトルだったからこそ日本ではヒットしたのだと思う。レンタル店でも相変わらずの人気です。
 では原題はと言うと「MY LIFE WITH OUT ME」~私のいない私の人生~なんですが、観終わってみるとこのタイトルのほうがしっくりくる。というのも、この思い切りの良いタイトルがそのまま作品のタッチを表現しているからなんです。
 

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10日間で男を上手にフル方法 [2004年 レビュー]

10日間で男を上手にフル方法」(2003年・アメリカ) 主演:ケイト・ハドソン

 「誰にでも書ける恋愛小説」が意外と面白かったので、同じケイト・ハドソン主演のこの映画も観てみることに。
 それにしてもこのタイトルからどんな内容を想像する?僕はあまりいいイメージが湧かなくて、だから今日まで観ようと言う気にならなかったんだな。
 女の子ならこのタイトルに対する反応は違うんだろうか?観たくなるタイトルなのかな???
 

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二重誘拐 [2004年 レビュー]

二重誘拐」(2004年・アメリカ) 主演:ロバート・レッドフォード、ウィレム・デフォー

 裕福な暮らしをする「人生の成功者」が、会社をリストラされて公園の管理事務所に勤める「平凡な男」に誘拐される。
 しかし「平凡な男」はある人物に頼まれて「人生の成功者」をとある場所まで運ぶだけだと言う。
 一方、夫を誘拐された妻は捜査にあたるFBI捜査官とのやりとりの中で、夫に愛人がいることを知らされる…。
 
 この文章を読むと面白そうだよね。書いた自分でもそう思う(笑)。だけどそう単純じゃないのがこの映画の泣きどころなんだな。
 まずタイトルがなんとも意味深でしょ?もちろん日本の映画会社がつけたタイトルですから鵜呑みには出来ませんけど。
 

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永遠の片想い [2004年 レビュー]

永遠の片想い」(2003年・韓国)

 『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョン、『ブラザーフッド』のイ・ウンジュ、『ラブストーリー』のソン・イェジンという、韓国映画の人気スター3人が揃った恋愛映画。
 途中まではまるで少女漫画のように明るい(けど何かありそうな)展開で、後半からは主役の過去と背景が次々明らかになり、それまでのほんわかムードから一転、意外な展開を見せていく…。

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