ラヴソング

「ラヴソング」（1996年・香港）　主演：マギー・チャン、レオン・ライ

　【誰にでもいつまでも忘れられない歌がある。二人にとってそれはテレサ・テンの歌声だった。
　“夢であったのは、確かにあなた…”　夢を求め大陸から香港へ渡ったレイキウとシウクワン。平行線を描くかに見えた二人の友情はある時ふと交わり恋愛に変わる。しかしそれから数奇な運命に翻弄される二人は、ついに別々な人生の中お互い知らぬ間にニューヨークへと渡る。そしてテレサ・テン死去のニュースがテレビから流れるある日…】

　この解説に惹かれて観てみたんだけど、僕がこれまで観てきた恋愛映画の中でも１、２を争う名作でした。ほとんど完璧に近いと思う。
　説明セリフを極力排し、ストーリーに余計なアクシデントも用意せず、互いの心の揺れを絶妙の間で撮り切る。
　なんと濃厚な純愛。なんと緻密なプロット。なんと劇的な118分。

　「1997年・アメリカTIME誌が選ぶ、私の好きな映画ランキング・第2位」に相応しい恋愛映画の大傑作。
　マギー・チャン最高！　絶対見るべし！

ラブ・ソング

• 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
• 発売日: 1999/10/21
• メディア: DVD

コメント 4

連日すみません・・　こちらの解説読んで、どうしても見たくなって。レオン・ライ
好きなんです。「天使の涙」でノックアウトされてますから―

この作品、ちょっと書きたいことが多すぎて、少し気持ちまとめてから自分のブログに書きます。
とても良い映画でした。こちらのブログで紹介してくださって、ありがとうございます。

いつも思うことだけど、男と女の関係って、いったい何時が終わりなんでしょう？それから、一番愛してるのが配偶者の場合もあれば、そうでない場合もある。ものすごく愛し合っていても、それに比例して傷つけあうこともある。
憎みあいつつ愛し合っていることもある。　　すごくいろんなことが入ってる映画ですね。繰り返し観たいです。

私は、シウクワンのオバサンが亡くなって出てきた手紙に、「彼は私を忘れてしまっているでしょう。でも、私が思っていればそれでいいの」って書いてあったところで泣きました。
うん。きっとこれから、何度も観ると思います。
by Sho (2006-05-09 23:44) 

「ラブソング」は僕の中でもとても大切な1本です。
あまりに思うところが大きすぎて、僕はこれ以上のことが書けずに
今日まで来てしまいました。
でもこれをきっかけに、今年は見直してみようかと思っています。
DVDは買ったきりだし。nice！ありがとうございます。
Shoさんの記事も楽しみにしています。
by ken (2006-05-10 01:53) 

こんにちは。昨日、2回目を見ました。
今、私が感じていることを書いてみました。
トラックバックさせていただきますね。よろしくお願いします。
by Sho (2006-05-14 06:17) 

のちほどお邪魔致します＾＾
by ken (2006-05-14 19:24)