愛してる、愛してない [2004年 レビュー]
「愛してる、愛してない」(2002年・フランス)
「アメリ」で日本でも一躍人気になったオドレイ・トトゥ主演の作品。
美術学校に通うアンジェリクは、心臓外科医のロイックと不倫中。「妻と別れて君と一緒になる」という言葉を信じている。
「アメリ」で日本でも一躍人気になったオドレイ・トトゥ主演の作品。
実はまったく予備知識を持たずに観たせいで、「おおーっと、なんじゃこりゃあ」的な展開に少々驚きつつ、でもってちょっと気味が悪い…という映画でした。ジャンルで言うなら「ロマンティック・スリラー」なんですと。
美術学校に通うアンジェリクは、心臓外科医のロイックと不倫中。「妻と別れて君と一緒になる」という言葉を信じている。
そしてある日「バルセロナで挙式を」と航空券を受け取り、空港で待つもののロイックはやってこない…。
やがてアンジェリクの視点から、ロイックの視点に転換して再び物語が展開していくのですが、
「時間を操ることが出来る唯一の芸術」である映画ならではの面白さがここからぎっしり詰まっています。そういう意味ではよく出来た作品だと思う。
オドレイ・トトゥの笑顔にだまされて、ほのぼのした恋愛ものを期待してはダメです。
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