スティング [2004年 レビュー]
「スティング」(1973年・アメリカ) 監督:ジョージ・ロイ・ヒル
「1枚買ったら1枚タダ!」ってシリーズが沢山ありますが、その中で「スティング」と「E.T」を買う。
「1枚買ったら1枚タダ!」ってシリーズが沢山ありますが、その中で「スティング」と「E.T」を買う。
「スティング」を初めて観たのは遠い昔の正月深夜。オフクロも妹も寝てしまったあと、親父と2人テレビで観た記憶がある。
テレビで観たからサイズはもちろん4:3。今回はじめて16:9で観られるんだな、と思って再生ボタンを押したら、なんとオリジナルも4:3じゃないですか!ちょっとビックリしちまいましたよ。
さて改めて観てみて、歴史に残る傑作だけにこの作品に影響を受けたり、何らかの形でマネをしたりした人は沢山いるんだろうなと思いました。
一番そう感じたのは、ポール・ニューマンがファースト・フードを食べながら、標的の監視をしているシーン。
これは「オーシャンズ11」のブラピそのもの。スティングを真似したわけじゃないだろうけど(ブラピは当時あまりにも忙しくて撮影しながらでも食うしかなかったと、言ったことをコメントしていたらしいしね)、このシーンが、ブラピかソダーバーグの潜在意識にあったとしても不思議じゃない。
クリエイターの「引き出し」に入っているいくつかのアイディアは、「かつてどこかで観た記憶」でもあるわけだからね。
どんでん返しの展開を知った上で観るということは、作品の印象を大きく変えるということでもある。だから2度観て面白いかどうかは判らない。
でも「どんでん返し」の脚本は「予定調和を、予定調和として見せないことが出来る」ということを学習しました。
勉強になるねえ(笑)。
勉強になるねえ(笑)。
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