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ミシェル・ヴァイヨン [2004年 レビュー]

ミシェル・ヴァイヨン」(2003年・フランス) 製作・脚本:リュック・ベッソン

 なんだか最近のフランス映画を買い付けてくる連中は「リュック・ベッソン」て名前が付いてたらなんでもOKって思ってないかなあ?
 この作品はフランスで永年読まれているコミックの映画化だそうで、そのベースがないと楽しめない作品だと思います。
 僕は観ながら「なんだよ、お前たち(フランス人)ばっか楽しみやがって」って思いました。一番は映画の中ではミシェルの性格付けが緩いこと。
 これはコミックを読んでいるフランス人だったら判るはずなので、がっつり端折ってある。敵対するチームもそう。
 映像はなかなかのものだけど、ミシェルの身代わりに女性ドライバーがクルマに乗ってみたり、敵対するチームのクルマにミシェルが乗ったりする
 無茶苦茶なストーリーがまったく許せなかった。だってシート合わせをしなきゃ10分も走れないはずのマシンをがしがしドライブするんだからね。有り得ないですよ。まったく。
 レースに明るい人は「ざけんな、コラー!」って叫ぶと思います、きっと(笑)。

ミシェル・ヴァイヨン 激走 ! DTSスペシャル・エディション

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  • 出版社/メーカー: アスミック
  • 発売日: 2004/07/09
  • メディア: DVD

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