お父さんのバックドロップ [2005年 レビュー]
「お父さんのバックドロップ」(2004年・日本) 監督:李闘士男 主演:宇梶剛士
中島らもの原作を読んでいないので、原作と映画を比較した話は何も出来ません。
が、映画としてだけ見たら…
ふざけんなこのボケ!
オレの98分返しやがれっ!
とだけ申し上げておきましょう。
この映画に対するまともな感想は「南果歩さんはやっぱりいい女優だなあ」ということと、らもさんが特別出演しているシーンがちょっと笑えて、「自業自得とは言え惜しい人を亡くしたなあ」思った程度。それ以外はどこも褒めるところが見当たりません。こんな映画に出た役者さんが可哀想。
ここまで詰めの甘い脚本を何とも思わない監督の浅はかさ。
プロレスの撮り方を知らない監督の無知さ加減。
クライマックスにcobaを使う監督の音楽センスの無さ(cobaを否定しているわけじゃない)。
「どこを切っても金太郎」ならぬ、「どこを斬っても最悪な映画」だと僕は思います。
まったく観る価値ナシ。
いや、ワタクシはこの映画みていないのでなんともいえないですが、公開当時に少し期待してました。なんか企画ありきの日本映画って多いですね。駄作でも実験的な要素があってそこにみるべきところがあればまだ救われますが。(キャシャーンなんか引き算ができてなくて観ているのがつらかった。でも次があれば観てみたいなぁー) だらだらと目標もなく出来上がった作品は ほんとにどうしてやろうかと。たとえばデビルマンとか、デビルマンとか、デビルマンとか‥‥
by (2005-05-07 09:41)
企画先行型でどっちらけの映画と言えば
「キャシャーン」と「あずみ」と「サンダーバード」を思い浮かべますね。
「デビルマン」もすごく観たいんですよ!!!。
原作大好き派の僕は、あの傑作マンガをどうヘタレ映画にしてくれたか
気が気じゃありません。でも映画を観て怒りたくないなあ(笑)。
by ken (2005-05-07 13:51)
知らない人が見たら本物のプロレスラーと思えるのでは、というほど熱演していたのはびっくりしました。
試合の作りは工夫が欲しかったですね。
by u4 (2007-07-08 22:26)
確かに宇梶さんは、プロレスラーとしての役を巧く演じてましたね(笑)。
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-07-08 23:42)