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街の灯 [2006年 レビュー]

街の灯」(1931年・アメリカ) 監督・製作・脚本・主演:チャールズ・チャップリン

 初見です。まさかサイレントだとは思っていなかったのビックリしました。
 本編とぜんぜん関係ないのですが、サイレント映画は脚本の勉強になりますね。
 字幕が出るのはホンの数回ですから、それ以外のシーンはすべて自分のアタマの中で、自分なりの理想のセリフをつぶやくことになります。それが巧いセリフのときもあれば、「今のはちょっといただけないな…」なんて思うときもある。だから「街の灯」の日本語吹き替え版を作るつもりで脚本を書くのはいいと思います。
 マジメに書くのもいいし、リクルート「ホットペッパー」のCMみたいにギャグにしてしまうのもアリ(笑)。どっちにしてもすごく勉強になると思います。
 
 さて中味については今さら僕が語ることなど何もありません。文句なしの名作です。
 しかも、今観ても笑えるギャグがあるのも驚きでした。
 これはカメラ割りの力が大きいです。必要以上にカットを割ったりせずルーズショットで客観的に見せるからこそ意外性があって笑えるのでしょう。
 例えば「8時だよ全員集合!」や「欽ドン!」も舞台中継というスタイルを取ることで、様々な笑いを生んでいたような気がします。思えばこれもチャップリンの影響だったのかも知れませんね。

 余談ですが僕は堺正章さんが歌った「街の灯」も大好きで、マチャアキ主演の同名タイトル映画もあるそうです。そっちも観てみたいな(笑)。

街の灯 コレクターズ・エディション

街の灯 コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/01/23
  • メディア: DVD

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