セックスが地球を滅ぼす [本の雑談]
厚生労働省エイズ動向委員会発表の資料によると、平成19年7月1日現在、
日本のAIDS患者数は4,241名。HIV感染者は8,841名。
AIDS患者の数に対してHIV感染者は、「その10倍いる」というのが常識なのだそうです。
しかし日本の場合、わずか倍の数字でしかありません。
40,000人強のHIV感染者がいるはずなのに、分かっているのはわずか8,841名。
つまり。
日本には30,000人以上の無自覚HIVキャリアがいて、彼らはそうとは知らず今日もセックスをしているということです。
その30,000人が特定の相手とセックスをしていたとして、最小で30,000人がHIVに感染する恐れがあるという事実。
もしも不特定多数の相手とセックスをしていたら…、その数字はどこまで膨れ上がるのが想像が出来ません。
なぜHIV感染者の数が把握できないのか?
それは検査を行う人の数が絶対的に少ないからです。
日本は人口の0.09%しかAIDS検査を受けていません。
アメリカの場合は人口の30%が検査を受けていると言われています。
僕もHIV検査を受けていません。本当なら結婚前に受ける必要があったと思います。
なので近日中に受ける予定です。
そして著者の赤枝先生の運動に僕も及ばずながら協力をさせていただこうと思っています。
著者の赤枝先生が一番危惧しているのは、小・中学生の援助交際が爆発的に増えていることだそうです。
これは東京に限った話ではなりません。
娯楽の少ない地方都市こそ、セックスに走る子供たちが増えているそうです。
実際、性感染症にかかっている子供の数も、人工中絶を行う子供の数も、地方の方が圧倒的に多いのです。
「セックスのときにはコンドームを使う。これが義務!」
こういう話を小学校、中学校でしたいと言うと、PTAや教育委員会から猛反対を受けるそうです。
「セックスを容認するわけにはいかない!」
すると赤枝先生は言いました。
「容認するまでもなく、子供たちはヤッてますから」
何も知らずにヤルとHIVに感染する確立は高くなります。性感染症の怖さを知ると、逆にヤラなくなりますよ。
そう説明しても、なかなか学校では受け入れてくれないそうです。
ストップ、AIDS!
本書を読むと分かりますが、これは子供たちを守るためだけでなく、家庭を、社会を、そして国をよくするための運動です。
ぜひ、HIV検査に参加してください。
そしてあなた自身が性感染症の知識を身につけ、子供とコンドームの重要性について話し合ってください。
このままでは本当に国が滅びます。
日本のAIDS患者数は4,241名。HIV感染者は8,841名。
AIDS患者の数に対してHIV感染者は、「その10倍いる」というのが常識なのだそうです。
しかし日本の場合、わずか倍の数字でしかありません。
40,000人強のHIV感染者がいるはずなのに、分かっているのはわずか8,841名。
つまり。
日本には30,000人以上の無自覚HIVキャリアがいて、彼らはそうとは知らず今日もセックスをしているということです。
その30,000人が特定の相手とセックスをしていたとして、最小で30,000人がHIVに感染する恐れがあるという事実。
もしも不特定多数の相手とセックスをしていたら…、その数字はどこまで膨れ上がるのが想像が出来ません。
なぜHIV感染者の数が把握できないのか?
それは検査を行う人の数が絶対的に少ないからです。
日本は人口の0.09%しかAIDS検査を受けていません。
アメリカの場合は人口の30%が検査を受けていると言われています。
僕もHIV検査を受けていません。本当なら結婚前に受ける必要があったと思います。
なので近日中に受ける予定です。
そして著者の赤枝先生の運動に僕も及ばずながら協力をさせていただこうと思っています。
著者の赤枝先生が一番危惧しているのは、小・中学生の援助交際が爆発的に増えていることだそうです。
これは東京に限った話ではなりません。
娯楽の少ない地方都市こそ、セックスに走る子供たちが増えているそうです。
実際、性感染症にかかっている子供の数も、人工中絶を行う子供の数も、地方の方が圧倒的に多いのです。
「セックスのときにはコンドームを使う。これが義務!」
こういう話を小学校、中学校でしたいと言うと、PTAや教育委員会から猛反対を受けるそうです。
「セックスを容認するわけにはいかない!」
すると赤枝先生は言いました。
「容認するまでもなく、子供たちはヤッてますから」
何も知らずにヤルとHIVに感染する確立は高くなります。性感染症の怖さを知ると、逆にヤラなくなりますよ。
そう説明しても、なかなか学校では受け入れてくれないそうです。
ストップ、AIDS!
本書を読むと分かりますが、これは子供たちを守るためだけでなく、家庭を、社会を、そして国をよくするための運動です。
ぜひ、HIV検査に参加してください。
そしてあなた自身が性感染症の知識を身につけ、子供とコンドームの重要性について話し合ってください。
このままでは本当に国が滅びます。
こういう主旨の話は本当に好きです。
何とか学校教育に(保健の時間とか)、エイズの問題、性の問題を取り込めないのでしょうか?学校の検診で、エイズ検査も出来ないのでしょうか?
高校や大学で皆でいっせいに受けた方が、恐怖心も少なくてすむと思うのですが。 本当に立ちはだかる壁は高いですが、がんばってほしいです。
私も検査をうけなきゃ!と、思いました。
by Sho (2007-11-14 21:03)
私はこういう話、学校でするの大賛成ですね。
というかむしろ私は近い将来、娘に教えると思います。
まだ、AIDS=すぐ死ぬ=怖いという馬鹿な知識しか持ってないというのも
問題だと思います。
以前、アメリカのドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の中で、
主人公が検査を受けたことがないといったら、
親友3人に「嘘でしょ!なんでよ!?」と怒られているシーンがあり、
アメリカでは日本よりずっと検査を受けることは普通なんだなと
思ったことがあります。
日本ではまだ、検査受けるのはごく限られた人のこと、と思われてますよね。
その頼りない自信を変えないと、このままでは蔓延を止められないと思います。
私は、以前受けました。
by 蓮花 (2007-11-14 21:10)
私は一応殿方と別れるたびに検査はしてきたほうの人間です。
感染症に女の人はなりやすい。そしてわかりやすいと私は思った。
かかってないと思うのは、知らぬが本人ばかりなりで。
男子のみならず(男子で今までちゃんとしていた人はただ一人)
お互いが大切ならするべきことですな。
HIVの感染はイギリスも多いはず。
まずは自分からが第一歩なのかな。
by **feeling** (2007-11-14 23:15)
>Shoさん
学校教育に組み込みたいですね。
かくいう僕も、AIDSに詳しい(赤枝先生とは別の)先生を知人に持ちながら、
自分で検査に行くという発想を持たなかった無責任な人間です。
そして、こういう運動に参加しようとも思わなかった無関心な人間です。
これからは考え方を改めようと思います。
nice!ありがとうございます。
>蓮花さん
HIVは「慢性疾患」のレベルになりつつある、ということが重要ですね。
僕も含めてまだまだHIV(あるいはAIDS)に関して無知すぎます。
「セックス・アンド・ザ・シティ」の件は知りませんでした。
なんと素晴らしいシーンでしょう!
娘さんともぜひ話し合ってください。
nice!ありがとうございます。
>keiko_keikoさん
性感染症は女性にとって大問題ですよね。
そして、愛する女性のために検査を受けるのは男としての義務だと
痛感しました。まずは自分からが第一歩ですね。
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-11-15 00:17)
検査は2度受けています。
一度目は妊娠中に、この病院で出産するなら受けてもらいます、
と言われて。(出産時に感染の危険があるため)
2度目は体調不良の原因がわからなくて検査入院させてもらった病院で、
可能性のひとつとして。
結構ドキドキしましたよ。
まさかと思っても。
そういえばむだ毛処理のカミソリ借りたことがあった・・・とか思い出したり。
娘にもエイズの話は少ししたことがあります。
自分の手に傷があるときに他の人の血がついたらうつる可能性があるんだよ、
というところから始めると、小学生にも話しやすいと思います。
by (2007-11-15 15:29)
皆さん、素晴らしいです。
0.09%のうちの3人がここにいるなんて!(ToT)
たとえどんな人でも結果を聞くまではドキドキしますよね。
そんなドキドキを小・中学生に味あわせないためにも
性教育は大切ですだと思います。
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-11-15 15:55)
仕事でこどもの患者さんに出会います。親御さんからの垂直感染。先進国で日本だけ、どんどん患者さんが増えてます。援助交際ももちろんだけど、プロの女性が大丈夫だと思ってる男性・・それは間違いですから・・・。コンドームを使わない人も多いそうで(信じられん)、自分だけは大丈夫、ってマジに思ってるんだよね。大人がちゃんとしないといけませんね。
by snorita (2007-11-15 16:42)
プロが大丈夫と思っている男は少ないと思います。
でも、「風俗にHIVキャリアがいる可能性は高い」と言うと
大抵の男は絶句してますね。
ようは大人ですよ。しっかりせんといけんのは。
by ken (2007-11-15 16:49)