藍色夏恋 [2004年 ベスト20]
「藍色夏恋」(2002年・台湾/フランス)
高校生の女の子、モン・クーロウとリン・ユエチェンは親友同士。ユエチェンは同級生の男の子、チャン・シーハオに恋をしていた。
「私と彼が付き合えるように手伝って」とユエチェンに言われたモン・クーロウはシーハオと交流を持つようになる。けれどシーハオはモン・クーロウのことが好きになってしまう…。
大雑把に書くとこれだけの物語。いまどき少女漫画でもこんなストーリーってない。だけど、まるで自分のアルバムをめくるようにいつまでも見ていられます。どうしてかというと、「友達」と「恋」とに揺れた「ある時期」を確実に思い出すからなんだよね。
夏のプール、海、体育館、放課後の教室、自転車での帰り道…。物語が展開するすべてのシーンのどこかに、もしかしたら「かつての自分」がいるんじゃないかと思ってふと探してみたくなる…そんな気持ちにさせてくれる映画です。
ピアノのテーマ曲もとても美しく、「ピュアだった過去の自分」との対面を促すような優しい旋律。社会の荒波に揉まれて(笑)、ストレスを抱えている皆さん。ぜひご覧になってください。
余談ですがこの映画の原題「藍色大門(英語タイトル:BLUE GATE CROSSING)」には、若者は日々の暮らしの中で大なり小なり未来に影響を及ぼす出来事に常に遭遇している、つまり毎日門を通過している、という意味が込められているそうです。そう思うと邦題はイマイチね。
高校生の女の子、モン・クーロウとリン・ユエチェンは親友同士。ユエチェンは同級生の男の子、チャン・シーハオに恋をしていた。
「私と彼が付き合えるように手伝って」とユエチェンに言われたモン・クーロウはシーハオと交流を持つようになる。けれどシーハオはモン・クーロウのことが好きになってしまう…。
大雑把に書くとこれだけの物語。いまどき少女漫画でもこんなストーリーってない。だけど、まるで自分のアルバムをめくるようにいつまでも見ていられます。どうしてかというと、「友達」と「恋」とに揺れた「ある時期」を確実に思い出すからなんだよね。
夏のプール、海、体育館、放課後の教室、自転車での帰り道…。物語が展開するすべてのシーンのどこかに、もしかしたら「かつての自分」がいるんじゃないかと思ってふと探してみたくなる…そんな気持ちにさせてくれる映画です。
ピアノのテーマ曲もとても美しく、「ピュアだった過去の自分」との対面を促すような優しい旋律。社会の荒波に揉まれて(笑)、ストレスを抱えている皆さん。ぜひご覧になってください。
余談ですがこの映画の原題「藍色大門(英語タイトル:BLUE GATE CROSSING)」には、若者は日々の暮らしの中で大なり小なり未来に影響を及ぼす出来事に常に遭遇している、つまり毎日門を通過している、という意味が込められているそうです。そう思うと邦題はイマイチね。
こんにちは!
わたしもこの作品を1年くらい前に観ました。
なんだか懐かしいような、もどかしいような、恥ずかしいような(?)…
「昔の自分」を思い出してしまう、そんな感じでした。
もう1回観たいと思いました!
by (2005-08-27 19:11)
僕は買いましたよ。DVD。
心が荒んだときにもう一度観てみようと思ってます。
きっと何度も何度も観たくなる気がするな。
nice!ありがとうございます。
by ken (2005-08-28 16:49)