バカにするなＮＴＴ！：ナニミル？～DVD日記～：SSブログ

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バカにするなＮＴＴ！　[日記] [編集]

　ＤＶＤ映画とはまったく関係ないのだけど、あまりに腹立たしいので書いてしまう。

　今年の2月22日付けでＮＴＴから一通の書面が届いた。

　「契約解除予告通知書」

　自宅の電話料金が平成16年12月分のみ未納であったらしく、いつの間にか電話が使えない状態になっていた。払っていないのは完全に僕の落ち度だ（しかし1月分は払っている）。
　払いたいが手元に請求書がない。ＮＴＴの窓口へ行けば支払いは出来る。が、生活に支障がないためついつい忘れてしまう。こんなことが続いて未納のままだった。そして届いた「契約解除予告通知書」にはこんなことが書いてある。

　「当方と致しましてもこれ以上猶予いたしかねますので、最終指定期日までにお近くのコンビニエンスストア等へ必ずお支払いいただきますようお願い致します。
　このまま、最終指定期日までにお支払いいただけない場合は、誠に不本意ながら弊社当該サービス契約約款の規定により最終指定期日の翌日をもって契約解除させていただきます」

　まるで「契約解除予告通知書」をコンビニに持って行くと料金が払えるように聞こえる。しかしこの通知書は支払い用紙にはなっていない。
　誤解の無いように書くが、僕が怒っているのはこのポイントじゃない。僕が激怒したのは別の注釈についてだ。

　「ご注意ください！契約解除になりますと（中略）お客様が電話等のご利用に際して、ご契約時にお支払いいただいた、施設設置負担金につきましては、権利金または保証金ではありませんので、お返しできません」

　（昨年暮れに「電話加入権廃止」に関する報道はさまざまなところでされていた。それに対して頓着なかった自分にも腹立たしいのだが、自己反省は後にするとして）。
　ＮＴＴは携帯電話の普及と同業種の他社参入に伴い、ここ数年固定電話加入件数が激減していた。その対策として施設設置負担金（加入権料）をこの4月から「0円」にするのだ。
　これから電話を引く人たちにとってはありがたい話だ。しかしすでにNTTと固定電話の契約をしている我々の「無形固定資産」まで資産価値ゼロにしてしまうのだ。これは不良債権処理問題、年金問題と同じく「払えないから払わなくても良いルールに変える」という常識ではありえない行為で、まさに「借金踏み倒し」にも等しい悪徳行為なのだ。

　僕は東京に出てきたとき、加入権料が高くて永らく電話が引けなかった。
　それでも専門学校を出て、とある作家事務所の見習いになったとき、「自宅に電話を入れてくれないと仕事をお願いできません」とデスクの女性に言われた。思い出しても悲しくなるほど貧乏な生活を送っていた僕は、やむなくそのままマルイへ行った。そしてローンで電話加入権を買ったのだ。当時月に10万円も貰えなかったギャラから8万円近い買い物をしたのだ。それがゼロになる。

　自宅の固定電話、使ってますか？
　使っている人はいいんです。そのままで。でも「ほとんど携帯で済んじゃってる」って人は、固定電話の無駄な基本料金を払うのやめませんか？
　僕はＮＴＴの固定電話を解約します。
　今なら買い取り業者が2000円～4000円で買い取ってくれる。しかし僕は売らないままこの先ＮＴＴがどういう処理をしてくるのか、身をもって体験してみようと思う。どんな連絡が来るのか、どんな書面が届くのか（その様子はここに書いていきます）。
　もちろん携帯電話のバックアップとしても固定電話はあったほうが良い。
　だから僕は他社と契約する。
　ＮＴＴと比べて、基本料も通話料も安い他社に乗り換える。
　ＮＴＴなんかクソくらえだ。
　