おばあちゃんの家 [2004年 レビュー]
「おばあちゃんの家」(2002年・韓国)
一度も逢ったことのなかった実のおばあちゃんと2人きり、田舎の村で暮らすことになった男の子の物語。
一度も逢ったことのなかった実のおばあちゃんと2人きり、田舎の村で暮らすことになった男の子の物語。
監督は「美術館の隣の動物園」(観てる人は少ないと思うけど、まずまずいい映画です)でデビューしたイ・ジョンヒャン。
都会育ちの子供が田舎でワガママし放題をするという普遍的なドラマですが、ちょうど主役の男の子と同じ歳の甥がいる僕は、その子を思いながら、またかつての自分もその少年に投影しながら観ていました。
「人の情けを知る」ということは、人生においてとても大切なことです。それを一体いつ知るか、が人の人生に大きな影響を与えるような気がします。
この映画に出てくる男の子はそれを7歳で知ることが出来ました。
僕は人の情けを何歳で知って、僕の甥はいつ知ることになるのかと思うと、いろんなことを考えさせられます。
コメント 0