あなたにも書ける恋愛小説 [2004年 レビュー]
「あなたにも書ける恋愛小説」（2003年・アメリカ） 監督：ロブ・ライナー
ケイト・ハドソンが主役の映画をはじめて観ました。
彼女は「10日間で男を上手にフル方法」で有名なのですが、僕はそれすら観たことが無く、それなのにこの映画を先に観ることになったのは「書く」という作業をどうやって映画にしたのか、それが観てみたくて青物横丁のGEOで新作DVDを手にしたのでした。
ケイト・ハドソンは初見でいうなら別段何も魅力的でなく、なのに時間の経過とともに愛らしく見えてきて、それはそれは不思議なキャラクター。
本人の持つ味なのか、それとも「恋人たちの予感」の監督でもあったロブ・ライナーの手腕なのか、それこそ「10日間で…」を観ないことには判らないかも。
小説家と速記者の2人が恋に堕ちるも、意外な登場人物のせいであっという間に破局を迎えます。男である僕は（同じような経験もあって）とことん嫌われた相手を如何にして再び振り向かせるか、そのオチが最後気になったのですがそこの処理は決して巧くない。
「そこまで嫌ってた女が、それくらいのことで気持ちを改めるか？？？」と思ったが最後、ストーリー（エンディング）には同調出来なかったのでありました。
でも、ケイト・ハドソンはすごく良かった！ ラブコメってやっぱり奥が深い！
ついでにこの映画の原題は「ALEX AND EMMA」。主役2人の名前を並べただけ。これはヒュー・ジャックマンとメグ・ライアン主演、「ニューヨークの恋人」の「KATE&LEOPOLD」と全く同じ。
これっていわゆるラブコメの定番なのかしら？ でも「あなたにも書ける恋愛小説」という邦題は巧いと思いました。
ふと思い出したんですけど山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」が、アメリカでは「トワイライト・サムライ」というタイトルになったのは、個人名を入れたところでその映画の意図が伝わらないからかな？と思いました。この映画に限らず個人名の原題を邦題に引用しないのも似たような同じ理由によるものかも知れませんね。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 2004/11/05
- メディア: DVD
こんばんは。
いったりきたりしててここへたどり着きました（笑）
ケイト・ハドソンは『あの頃ペニー・レインと』が一番かわいいです。
『あなたにも書ける恋愛小説』をみて、ずいぶん年取ったな～と
思ってしまったのでした。まあ、人の事はいえませんけど（汗）
by (2005-04-12 23:04)
「ペニーレイン」の頃が一番かわいいんだ。
あの映画は観ていないんですよね。
ケイトの作品だと知っていたのに、どういうわけか観ようと言う気に
なれなかったんです。でも今度観てみます。
どうでもいいですけど、古い時期にコメントをもらえるのって
なんだか嬉しいですね。
再び脚光を浴びたみたいで（笑）。
by ken (2005-04-13 00:51)
あ、でも
映画としてはそんなにおすすめはしませんです。
まあ、ケイトのかわいさで十分かもしれないけど。
そうそう、古い記事をみつけるのもなかなか楽しいですよね。
kenさんのところはなかなか全部を把握できないし・・・
でも、映画のこと書いてる人の所を巡ってるとここへ戻るんですよ。
お釈迦様の手のひらで遊んでいるよう？（違
by (2005-04-13 01:08)
よーこさんは、「おすすめ恐怖症」になっちゃいましたか？
「コーラス」の記事にコメントを寄せようかと思ったのですが
何を書いても本末転倒になりそうでやめときました（笑）。
by ken (2005-04-13 01:16)
kenさんはきっと
自分の思ったこと書けばいいじゃん～、くらいに
思ってるんだろうな、と思ってました。
あのスケベ親父がムカつくんです。
私は「コーラス」より『アビエイター』のほうが好きです。
はぁ、すっきりした♪（爆）
by (2005-04-13 06:21)
そうそう。それがいいですよ。
例えば自分が好きになった人のことを「嫌い」と思っている人もいるんです。
万人が同じ思考だったら、そのほうが怖くないですか？
by ken (2005-04-13 10:06)