エイリアス／2重スパイの女 [2005年 レビュー]
「エイリアス／2重スパイの女」（2001～2002年・アメリカ）
CIAの秘密組織だと信じて働いていた組織は、実は世界的な犯罪者集団だった、という設定のドラマです。
昨年、ブエナビスタ・ホームエンターテイメントの「モニター募集」に応募したら、まもなくDVDBOXがどかーんと自宅に届けられ、「当たりかよっ！しかも早えーよ」とビックリ。でもすごく嬉しくてルンルン（死語だな）しながら第1話を観たんですけど、うーん…主役のジェニファー・ガーナーがまったく僕の趣味じゃなくて、全22話を観るのに4ヶ月くらいかかっちゃいました。この間に「24」とか観ちゃってるし（笑）。
序盤はあまり面白くない。でも5話くらいから少し面白くなってきて、中盤になると「ちょっと無理ないか？」って設定が明らかになり、まあ後半は展開が早いから観てられるけど、最後の最後は「こらーっ！」って言いたくなります（笑）。
僕は16話くらいから「シーズン2は観る必要なし」と決めていたんだけど、最後は本当に何も決着つかないままシーズン2に突入するんです。これはウルトラ反則だと思う。「スターウォーズ／帝国の逆襲」を初めて観たとき以上に驚きました（以下ネタバレ突入します）。
僕がこのドラマを好きになれなかった理由は、納得できないことが多すぎるからです。
SD-6が国際的犯罪組織であるにもかかわらず、働いている人間たちは全員が国のために働いていると思っている。こんなこと有り得ないと思うんだよなあ。
CIAの秘密組織にスカウトされるような人間は少なくともバカじゃない。なのに主役のシドニーだけがこの事実に気がついて、その組織を壊滅するためにCIAとの2重スパイになるって設定はかなりムチャでしょう？
細かいところで一番気になったのは、シドニーとCIAオフィサー、ヴォーンとの接触方法。
シドニーがSD-6の情報をヴォーンに流すときは、まずシドニーが必要な情報を書いたメモ用紙をくしゃくしゃにして街頭のゴミ箱に放り投げる。続いてゴミ清掃員などに変装したヴォーンが、そのメモ用紙を拾い上げる、って段取りになってる。
なのに。すぐそのあとで、どこかの倉庫の一角みたいなところで顔をつき合わせて、あーだこーだ話し込んでいるのよ。
回りくどいよ！ハナから逢っちゃえよ！
そうすりゃゴミ箱あさる必要なくなんじゃん！
と、三村ツッコミも入れたくなる（笑）。
クエンティン・タランティーノが2話ほどゲスト出演した回はちょっと面白かった。でもそれ以外は本当にジェニファー・ガーナーが好みじゃないもので、続きを観る気がなかなか起きませんでした。
ブエナビスタさん、せっかく送っていただいたのにスイマセンでした。
エイリアス ~2重スパイの女 シーズン1 DVD COMPLETE BOX
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2004/07/23
- メディア: DVD
ご無沙汰しております。無事帰ってきました。(^^)
どこにコメントしようかと考えましたが、やはり最新記事にします。
ギア様にお会いしたなんて羨まし過ぎますぅ～(^O^)
彼は年齢を重ねるごとにますます素敵になっていく方だと思います。
話しは変りますが、shall we dance? つながりで、...
飛行機の中で「笑いの大学」を観ました。
ここの検索機能がまだ使えなかったので（新しいスキンより重要なのに...）
kenさんのところで取り上げられたかは調べてませんが、
日本の映画も面白いな-って思いました。
ギア様と同じで、役所さんもますます味のある俳優さんだと再認識。(^^)v
ちなみに、下妻物語は娘が見ていたけど、私は見てないんです。
kenさんの記事で考え直しています。
実はビデオ屋にいくと気になっていたドラッグストア・ガールも...。
いっつも韓国モノばっかりなんですが、この残りわずかの春休みは
娘と一緒に見てみようかな...と。
エイリアスには無関係でした。m(__)m
by (2005-03-31 19:05)
おかえりなさい。
「笑いの大学」は観ていないんです。
面白い？じゃあ観てみます＾＾
by ken (2005-04-01 16:03)
そっか・・・やっぱり回りくどいのか･･･
それでも観ちゃおう『エイリアス』
・・・・人生の無駄遣いにならない、よね??
(ちっとふあんだったりする)
by あんこ (2005-04-02 02:39)
あんこさん、ようこそ。
人生の無駄遣い？ そうですねえ。
ま、ご自分の目で確認をして下さい＾＾
あくまで僕はジェニファー・ガーナーがダメだっただけです。
あと、彼女の父親役が僕の中学時代の理科の先生に激似だったのも
ちょっと引いた理由に挙げられます（笑）。
by ken (2005-04-02 08:42)