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好きと言えるまでの恋愛猶予 [2005年 レビュー]

好きと言えるまでの恋愛猶予」(2002年・フランス) 監督・脚本:フランソワ・アルマネ

 タイトルが面白そうだったので観てみた。
 もしかしたら「ぐずぐずしてねーで、さっさと言うこと言ってやることやっちまえよ」ってイライラする映画かも知れないな、という思いはあったけれど、だからこそ「どうやって94分もたせているんだろう?」って興味もあった。

 観ていて驚いたことが2つ。
 まず主演のマチュー・シモネ(男)がすごく可愛い!
まるで少女マンガに出てくる美男子(死語か?)みたい。完全に僕好みです(笑)。例えるならアイルトン・セナとゲルハルト・ベルガーを足して2で割って高校生にした感じ(誰が判るんだ)。ちなみにマシューの実のお父さんはジャック・ペラン(「ニュー・シネマ・パラダイス」の成人したサルヴァトーレ役で、「WATARIDORI」の総監督)でした。
 もうひとつはこの映画自体が、古いところで言うと「青い体験」(1973年・イタリア)や「グローイング・アップ」(1978年・イスラエル)と同様のエロチック青春映画であったこと。描き方の差こそあるけれど(このフランス映画は、フランス映画だからなのか、セックスに対してあまりガツガツしたところが無かった)、もしやロマンチックな青春映画かと思ってカップルで観てみるとちょっと痛い目に会うかも知れない、そんな映画です。ファジーな邦題にだまされてはいけません(笑)。

 ところで「好きなのにハッキリ言わない」って引っ張りで94分もつのかどうか、という問題に関しては、①主役の女の子が可愛いこと(当たり前だ)。②好きだと言えない明確な理由かあること。この2つがあれば成立するかも知れません。ちなみにこの映画にはその2点が欠けていました。
 おしまい。

好きと言えるまでの恋愛猶予

好きと言えるまでの恋愛猶予

  • 出版社/メーカー: アートポート
  • 発売日: 2004/12/24
  • メディア: DVD

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コメント 5

snorita

ここに反応。
「アイルトン・セナとゲルハルト・ベルガーを足して2で割って高校生にした感じ」・・・って、足せないし。ゲルマンとラテンじゃないですかい?(ベルガーってオーストリアじゃなかったっけ)。禿げたセナ?小柄なベルガー?・・・うう〜ん。わからん。
by snorita (2005-10-30 16:57) 

ecco

セナとベルガーだって・・・?
ベルガーってどんな顔してたんだか・・・
by ecco (2005-10-30 17:43) 

keiko-nari

あ~これ見たいんだよね~
明日は、消しゴムみにいこうかな~??と思っています。
ブログ思いっきり名前変えました。
Le soliloque de KEIKOフランス語でケイコの独り言でございます。
かしこ
by keiko-nari (2005-10-31 01:32) 

ken

>snoritaさん
 百聞は一見にしかず。とにかく可愛いです。

>eccoさん
 僕は歴代F1パイロットで一番の男前だと思ってます。ベルガーのこと。

>keikoさん
 消しゴム、僕も観たいな。でもヒマねーなあ。nice!ありがと。ボンジュール。
by ken (2005-10-31 19:00) 

NO NAME

こんにちは。
ブログ読ませていただいて爆笑しました。確かに内容と邦題がミスマッチですね。
グローイングアップってイスラエル映画だったんですね。
子供の頃このシリーズは吹き替え版でやっていたので気付きませんでした。
内容はさっぱり覚えていませんが、主題歌だけはやたらといい曲だったのを覚えています。
またお邪魔させていただきます。
by NO NAME (2005-11-11 16:08) 

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