キスへのプレリュード [2006年 レビュー]
「キスへのプレリュード」(1992年・アメリカ) 監督:ノーマン・ルネ 原作・脚本:クレイグ・ルーカス
ブロードウェイでロングランされた人気戯曲の映画化(またかよっ!)で、しかもメグ・ライアン主演の未見映画だったので、2枚で¥1,980って激安DVDを買ってしまいました。…失敗だったけど(笑)。コイツは「別に観なくていいです」って部類の作品なのでネタバレ書いちゃいます。
作品としては「転校生」や「フェイス/オフ」と同じ“入れ替わりモノ”。ただしテーマとしては「バンジージャンプする」に近い。時系列で言うと「バンジージャンプする」がこのネタに似ているってことだけど。あれ、パクリか?(笑)
僕はそんなことなど全く知らずに「メグ、若いなあ」なんて思いながら呑気観ていたら、突然そんなことになっちゃうので、「うえ、マジかよ」と思って途中で観るのを止めようかと思った。というのも、これはあくまで個人的な問題なんだけど、僕は“入れ替わりモノ”の作品にはまったく入り込めない性質なんです。ドラマに入り込めずに“対峙する他人”を演じる役者の精神状態に意識が向いちゃう。だから俳優の芝居を観て「巧いなあ」と感心することはあっても、「いい映画だなあ」とはなかなか思えないんです。頭では理解できてもその良さを実感できないワケ。だから「転校生」も「フェイス/オフ」も単純に「いい芝居してるなあ」という感心しかありません。
そもそも「キスへのプレリュード」ってタイトルもワケわからんっちゅーねん!まあ原題がこうだから仕方ないんだけどさ。
激安DVDってヤツも、ちょっと困りモンだねえ。
映画疎遠な自分でもさすがにメグ・ライアンくらいは知ってるのですが、歳とってもなんてかわいい俳優さんなんでしょ。若い頃のメグなんて相当かわいいに違いない、というところに価値を見出せる人だけのための映画、ってことでしょうか。
by gutta (2006-01-17 10:36)
実は若い頃のメグが無条件で可愛いかというと、
僕にとってはそうじゃないんですよ、これが。
個人的には「恋人たちの予感」(1989年)の頃のメグより、
「フレンチ・キス」(1995年)以降のメグが好きなんです。
この映画自体はつまらない映画だったけど(笑)。
特に「シティ・オブ・エンジェル」「ユー・ガット・メール」(共に1998年)の頃が
一番可愛らしかった気がしますねえ。すいません、つい語っちゃいました。
nice!ありがとうございます。
by ken (2006-01-17 12:10)