chara tour 2008 【honey】 [音楽は世界だ!]
今年3月にオープンしたばかりのJCBホール(東京ドームシティ内)へ行く。
11月15日。霧雨の土曜夜。初CHARA。
アルバム「honey」は聴いていた。
けれど、ライブが始まってまもなく驚いた。
そして、ライブが終わったときには確信した。
CDを聴いただけで「CHARAを聴いた」と言ってはいけない。
CDでCHARAの楽曲のアウトラインは確認出来る。
しかし、アーティストとしての“カロリー”はCDに閉じ込められていなかった。
そこにいたのは、僕が聴いたことのないCHARAだった。
ノラ・ジョーンズのヴォーカルが「スモーキー&ハニー」なら、CHARAは「スモーキー&ベビー」。
それだけではない。
CHARAの喉はひとつの“楽器”として、あらゆる音色を奏でる。
そのパフォーマンスに感動しない人間はいない。
プレイしたのはアンコールを含め19曲。
1. call me
2. マーマレード
3. Junior Sweet
4. 世界
5. 青いかけら
6. そして、僕が届かない
7. kiss
8. ミルク
9. Tiny Tiny Tiny
10. HAPPY TOY
11. 愛を憶える
12. TROPHY
13. Swallowtail Butterfly~あいのうた~
14. 月と甘い涙
15. MAHA
16. 甘い辛い
17. 泣き出しそう
encore ラブラドール
やさしい気持ち
約2時間。
CHARAと共にいる空間で“たゆたう”僕がいた。
この不思議な感覚は、CHARAの母性によって作られたものだ。
オーディエンスの8割は女性だったが、僕は男性にこそCHARAのライブを勧める。
こんなに心地良いライブを僕は他に知らない。
プレイで気に入ったのは「MAHA」。
CHARA自身が鍵盤を叩き歌う姿は、リンチの映画を観ているようだった。
観れば分かる。客席に顔を向けないCHARAがあまりにミステリアスだったからだ。
CHARAの音楽を言葉に置き換えるなら「honeyなrock」。
ジャンル分けするなら、「CHARA」。
他の何にも属さない。
知り合いの知り合い~。
楽しめてようござんした。
by **feeling** (2008-11-17 08:17)
すげー、いいなあ。
ライブは「こんなのはじめて♪」ってカンジでしたw
by ken (2008-11-17 10:35)