フィフス・エレメント [2009年 レビュー]
「フィフス・エレメント」(1997年・フランス/アメリカ) 監督:リュック・ベッソン
豊洲にTSUTAYAが出来た。
自宅から徒歩15分。遠い。でも約5年ぶりに会員になってみた。
5年前は三軒茶屋店を使っていた。比べると豊洲店はずいぶん狭い。たぶん敷地面積は1/10くらいだろう。そんな狭いところでマンガレンタルまでやっている(おいおい)。おかげでDVDのストックはかなり少ない。しかも今のご時世を反映してか、お笑い系のDVDが充実していたりする。なんだかなぁ。僕も勢いで「ゲームセンターCX」と「内村プロデュース」を借りてしまった。やれやれ。
とまれパッケージを見ながら映画をチョイスする作業はやっぱり楽しい。この3年ほどwowowに飼い馴らされた僕には久し振りに味わう“DVDで映画を観る愉しみ”だった。そして思った。「映画は自分で探してみるもんだ」と。
と、言いつつ今日はwowowで録画した「フィフス・エレメント」を観た(おーい)。
wowowのいいところは、普段なら絶対にチョイスしない映画を観るきっかけを作ってくれるところだ。「フィフス・エレメント」は当時「いまいちどころか、いま三」と誰かに言われて、「だよなあ。どう考えたって『ブレードランナー』のパクリっぽいもんなあ」と、早々に観ないことにした映画だった。でも今回観たのは「観とかなきゃ悪くも言えない」という映画マニア的理由による。もちろん後悔することを覚悟して観るのだ。
そもそも、どんなハナシなのかも知らなかった。
フィフス・エレメントとは「第5の要素」なのだそうだ。何の要素かというと「地球崩壊を食い止める」要素。すげえ。それがミラ・ジョヴォヴィッチ演じるリールーだ。
20世紀初頭のエジプトに宇宙人(?)がやって来て、「300年後にまた来る」と言い残し、あるものを持って帰る、って設定は面白かった。つまりプロローグはイケてたってこと。ところがハナシが23世紀に入ると一気に面白くなくなる。「地球崩壊の危機」という設定は百歩譲ったとしても、それを取り巻くキャラ設定が面白くないからだ。もったいないねえ。途中はストーリーも何もなく、もうしっちゃかめっちゃかですよ。で、どんな映画だったかというと「下ネタたっぷりの笑えないギャグ映画」。あるいは「RPGみたいな映画」。クライマックス、4つの石とリールーが一体化するところで、「これってファイナル・ファンタジーやーん!」ってツッコミましたから(笑)。
そんなわけで今日は、「オレってこんな映画ばっかり観てていいのかなあ」と自問してしまいました。もちろんダメなんですけど(笑)。明日からはまともな映画観よう。
豊洲にTSUTAYAが出来た。
自宅から徒歩15分。遠い。でも約5年ぶりに会員になってみた。
5年前は三軒茶屋店を使っていた。比べると豊洲店はずいぶん狭い。たぶん敷地面積は1/10くらいだろう。そんな狭いところでマンガレンタルまでやっている(おいおい)。おかげでDVDのストックはかなり少ない。しかも今のご時世を反映してか、お笑い系のDVDが充実していたりする。なんだかなぁ。僕も勢いで「ゲームセンターCX」と「内村プロデュース」を借りてしまった。やれやれ。
とまれパッケージを見ながら映画をチョイスする作業はやっぱり楽しい。この3年ほどwowowに飼い馴らされた僕には久し振りに味わう“DVDで映画を観る愉しみ”だった。そして思った。「映画は自分で探してみるもんだ」と。
と、言いつつ今日はwowowで録画した「フィフス・エレメント」を観た(おーい)。
wowowのいいところは、普段なら絶対にチョイスしない映画を観るきっかけを作ってくれるところだ。「フィフス・エレメント」は当時「いまいちどころか、いま三」と誰かに言われて、「だよなあ。どう考えたって『ブレードランナー』のパクリっぽいもんなあ」と、早々に観ないことにした映画だった。でも今回観たのは「観とかなきゃ悪くも言えない」という映画マニア的理由による。もちろん後悔することを覚悟して観るのだ。
そもそも、どんなハナシなのかも知らなかった。
フィフス・エレメントとは「第5の要素」なのだそうだ。何の要素かというと「地球崩壊を食い止める」要素。すげえ。それがミラ・ジョヴォヴィッチ演じるリールーだ。
20世紀初頭のエジプトに宇宙人(?)がやって来て、「300年後にまた来る」と言い残し、あるものを持って帰る、って設定は面白かった。つまりプロローグはイケてたってこと。ところがハナシが23世紀に入ると一気に面白くなくなる。「地球崩壊の危機」という設定は百歩譲ったとしても、それを取り巻くキャラ設定が面白くないからだ。もったいないねえ。途中はストーリーも何もなく、もうしっちゃかめっちゃかですよ。で、どんな映画だったかというと「下ネタたっぷりの笑えないギャグ映画」。あるいは「RPGみたいな映画」。クライマックス、4つの石とリールーが一体化するところで、「これってファイナル・ファンタジーやーん!」ってツッコミましたから(笑)。
そんなわけで今日は、「オレってこんな映画ばっかり観てていいのかなあ」と自問してしまいました。もちろんダメなんですけど(笑)。明日からはまともな映画観よう。
私はこれ結構好きですよ。23世紀のこまごまとした設定がもーくだらなくっていいです。いったい何がやりたいのかさっぱりわからない映画ですよね。
by satoco (2009-07-02 01:35)
私もコレ結構好きです。くだらないけど。
まあベッソン監督は「最後の戦い」からこのあたりまでは全部見てましたし。
「ブレードランナー」やら何やらやってみたかった事を全部テキトウに入れて、ヨメ自慢をして、本人は楽しかったんしょう。
by きさ (2009-07-02 05:53)
Kenさんはダメだったんですね。
私は大好きな映画なんです。(また・・バブルでGO!も良かった。)
地上波でも何度も見ました。
これが好きだと言うと『じゃあ~“ブレードランナー”も見なよ』と必ず
言われます。でも~ブレード・・は5分と見れませんでした(笑)
やっぱり・・好みなんですよね。
ちなみに第5番目のエレメントは『愛』だと思いましたよ。
二人が真ん中で抱き合ってますもんね。
で、どんなに未来がハイテクになろうとも・・一番大事なのは人間の愛し合う心なわけです。
ところで・・水・土・風・・・後何でしたっけ?樹?
しけたマッチで頑張るところがやっぱカッコイイです。
クリス・タッカーも良かったし、オペラ歌手のあの歌声と戦いのコラボが最高でした。
by spika (2009-07-02 10:57)
>satocoさん
好きな人1人目。
よく分からない映画だけど、なんとなく好き、という感覚は分かります。
この作品に関しては分からないだけでw
nice!ありがとうございます。
>きささん
好きな人2人目。
くだらなくて好き、という感覚も分かります。
この作品に関しては、僕はそう思わなかっただけでw
>spikaさん
好きな人3人目。
3人も並ぶと、僕の感覚がおかしいのかと思いますねw
「ブレードランナー」は僕も最初は「ん?」と思ったんですけど、
リドリー・スコットの志に共感した作品でした。
82年にこんなものを作った、という驚きもありましたね。
by ken (2009-07-02 12:19)
ボクも大好きです(笑)
ちなみに、最初に見たのは
ハワイの劇場でした
映像からのイマジネーションだけで見たのが
かえってよかったのかも・・・
by 魚河岸おじさん (2009-07-02 18:50)
4人目登場。
完全に理想のストーリーをイメージした結果ですねw
by ken (2009-07-02 20:02)
こんにちは。
特に惹かれるものは無いはずなのに、観始めると面白いと目が離せなくなる作品です。
やっぱり面白いのかな(^^ゞ
by non_0101 (2009-07-03 12:56)
僕は眠くなっちゃったクチなんですけどねw
nice!ありがとうございます。
by ken (2009-07-03 12:59)
私は大好きだ!!告白・・・
by **feeling** (2009-07-10 00:15)
5人目登場。
次々出てくるもんだなあ。
nice!ありがとうございます。
by ken (2009-07-10 00:22)
いや、結構好きと書きましたが、「好き」って決めつけられるとちょっと、、
「ブレードランナー」と比べちゃ失礼でしょうし。
「最後の戦い」はファンタスティック映画祭で見て感心したのですが、これであれっ?
by きさ (2009-07-11 10:17)
あ、結構好き、でしたねw
by ken (2009-07-13 10:21)