ラブレター パイランより [2004年 ベスト20]
「ラブ・レター パイランより」(2001年・韓国) 主演:チェ・ミンシク、セシリア・チャン
浅田次郎原作。日本では中井貴一主演で映画化された作品です。
僕は日本版を見ずしてこちらを先に観ちゃったのですが、裏ビデオショップの店長を中井貴一にやられても困っちゃうので日本版は観ないことにしました(食わず嫌いだったらスイマセン!)。それくらい韓国版の出来がいいんです。チェ・ミンシクがずば抜けていい。
もちろん原作がいいんですよ。「鉄道員」の中に収録されていた短編ですが、僕はぽっぽやよりも好きだな。電車の中で読みながら泣いちゃったくらいです(笑)。
韓国版のいいところはアジアの貧困ぶりが生々しいところ。偽装結婚をすすめた者、引き受けた者、身を任せた者、各々がそうせざるを得ない状況にあって、観ている側も納得感があるんです。そして登場人物も観客も「人を想うことの尊さ」を知る…。
物語は実に淡々と流れていくのですが、本編の後半でおおきなうねりがやってきます。
生きて対面することのなかった男と女のラブストーリー。ぜひハンカチを用意して観てください。
これの事ですね~?!
見てないな~(笑)
by nani (2007-03-27 02:36)
あ、違いましたか(笑)。
これはこれでオススメですよ!
by ken (2007-03-27 10:52)