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4人の食卓 [2004年 レビュー]

4人の食卓」(2003年・韓国) 主演:チョン・ジヒョン

 ホラー映画大嫌いな僕としてはかなりの覚悟を決めて観たのですが、この映画意外と怖くない。
 怖いシーンはもちろんありますよ。ありますけど、いやらしい脅かしやすかしがないので、素直に観ていられる。「ああ、こんなホラーがあってもいいんだ」と、つくづく思いました。なんならこの映画はホラーじゃないって言ってもいいかも。
 怖くないホラーは哲学的であったり、抽象的であったりするんだけど、この作品もその典型かも知れません。だから途中で意味が判らなくなったりする。日本版のコピーには「観た人の数だけ解釈がある」ってあった。面白いのか面白くないのか、ジャッジの難しいこの映画にうまいコピーを付けたもんだと感心しました。

 チョン・ジヒョンのファンには文句なしでオススメできます。
 「猟奇的な彼女」の次にこの作品を選んだ彼女の眼力(あるいはセルフプロデュース術)は優れていると感心します。
 ほとんどノーメイクで臨んだ彼女の姿勢にも女優魂を感じるしね。

4人の食卓

4人の食卓

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2004/11/26
  • メディア: DVD

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コメント 2

keiko-nari

試写会で見ました。記入しろと言われたものには
恐怖→人それぞれが持つ(閉所・高所など)についての
映画みたいでした。
それがどう関係してくるかは、見てのお楽しみですね。
by keiko-nari (2005-03-21 15:32) 

ken

そうですね。
ついでに、意味を理解できるかどうかも
見てのお楽しみですね。
by ken (2005-03-21 16:01) 

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