リトル・ダンサー

「リトル・ダンサー」（2000年・イギリス）　監督：スティーヴン・ダルドリー　主演：ジェイミー・ベル

　Masamiさんの記事を読んで観たくなった作品です。
　監督は本作の2年後に「めぐりあう時間たち」を撮るスティーヴン・ダルドリー。あの作品とはまったく趣の違う、これはユーモアに溢れた実にハートフルな物語です。

　この映画、可愛い男のが好きな人はぜひ観てください。主演のジェイミー・ベルがかなりイケてます。僕も途中何度か見とれてしまいました（笑）。
　こう書いちゃうと「なんだよ、ミーハーだな」と思うかもしれませんが、「リトルダンサー」はこの男の子の演技がすべてなんです。とにかくいろんなシーンで彼の芝居にドキッとしたり、ニヤッとしたり、ほろっとさせられます。最悪ストーリーが気に入らなくても、ジェイミーのことは多分嫌いにならないと思う。一見の価値アリです。
　撮影当時、彼は13歳。
　ニキビが出たり、ヒゲが生えたりする直前のこの頃は、男の人生の中で、もっとも美しくいられる時期かも知れないなあ、としみじみ思いました。そう言えば僕の人生で最高にモテたのもこの時代だったかも（笑）。

　個人的に気に入ったのは実にメリハリの効いた台詞と場面転換。
　子供のセリフの中にもイギリス特有のジョークが織り込まれていて何度も笑えます（笑えるセリフの中に、子供同士で親のセックスを語るシーンがあるので、この作品を小さなお子さんと一緒に見るのはちょっと避けた方がいいかも。子供が勝手に観ちゃうのはアリだと思うけど・笑）。
　ラストシーンは「もう少し観たい」とも思いましたが、まあこれで良かったのかも知れないな、と思える潔い編集。
　とても清々しい気分になれる作品でした。

リトル・ダンサー

• 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
• 発売日: 2001/07/27
• メディア: DVD

コメント 5

はじめまして。
大スキな作品なので、タイトルを見て思わず入り込んでしまいました。
私は映画で観たのですが、もう５年も前のことなんですね。。。
結構テンポいいな～と思ってみていて、クライマックスで号泣した覚えがあります。
ラストシーンはよく覚えていますが、ここで終わり？と思いました。
でもおっしゃるとおり、アレでよかったのかも。
久々にまた観たくなってきました。DVD買っちゃおうかな？
by yondayonda (2005-05-08 06:47) 

おはようございます。ココです。この映画、私も大好きなので記事をよませていただきました。いかにもイギリスらしい映画ってかんじでした。最後に有名なダンサー（名前忘れました）がでてくるんですよね。
Ken さんのコメントを読むと、どの映画も見たくなりますね。上手だなといつも感心しています。
by coco030705 (2005-05-08 08:33) 

yondaさん
　僕もDVD買っちゃおうかなと思ってます。
　ジェイミーの友達役の男の子も好きなんですよ。実は。
　だってすごく可愛いもん（笑）。

coco030705さん
　有名なダンサー＝アダム・クーパーのことですね。
　彼が出てくれたからこそ、ラストシーンはああなったんだと思います。
　（ネタバレになるから伸び伸び書けないっ！・笑）
　思い返せばやはり、いいラストシーンでした。
by ken (2005-05-08 11:40) 

kenさん、こんばんは。
あの短い一文でリトルダンサーを観てもらえたなんて嬉しいです♪
そして気に入って貰えたら最高です！！
ラストも素敵ですよね〜。
主人公に感情移入してたハズなのに、
いつの間にかパパの気持ちになっていました（笑）
by (2005-05-10 00:45) 

観ようと思ったのは「北京ヴァイオリン」とこの映画を結び付けてくれた
Masamiさんのおかげです。感謝感謝。
ちなみに僕は、ジェイミーが「先生、僕に気があるの？」と言うシーンが
最高に好きです＾＾
by ken (2005-05-10 02:32)