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イノセンス [2007年 レビュー]

イノセンス」(2004年・日本) 監督・脚本:押井守

 このタイトルで「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の続編です。
 なんで?
 なんでこんなタイトル?と思って本編を観たら、これがまた
ちんぷんかんぷん。
 DVDには「鑑賞前予備知識ガイド映像」なるものがついていたので、「それじゃあ」って前作を観ていないウチの奥さんも一緒に観たのですが、「全然意味が分からない」と。「分かる?」と聞かれたのでもちろん「分からない」と答えたら、「良かった。ワタシがバカなのかと思った」と安堵のため息。
 前作もそうでしたけど今作も一番困ったのは、登場人物たちがぼそぼそ喋るもんだから、何言ってんのかサッパリ聞き取れないこと。おかしいなあ。腐ってもウチはONKYOのD-057シリーズを使った音響システムを構築しているんだけどなあ。たまに聞こえるセリフも耳に馴染みのない固有名詞と、普段使いしないセリフ回しがてんこ盛りで理解不能。
 ワシャついていけん。

 しかし、映像を観ながら思ったことがある。
 日本でも「スター・ウォーズ」は作れるなと。
 技術は問題なし。
 あとは分かりやすーい設定を、ドラマチックに仕立てる天才クリエイターがいるかいないかだな。

イノセンス スタンダード版

イノセンス スタンダード版

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD

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コメント 8

satoco

私もぼそぼそしゃべってて聞き取りづらいなーって思ってました。絵はキレイですよね。
エンディングの歌(アランフェス協奏曲に歌がついたもの)は格好良かったです。
by satoco (2007-12-03 22:49) 

ken

スイマセン。
原作読んでないとどうにもこうにも書きようがありませんでした(笑)。
でも、聞き取りづらいっすよねー。
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-12-04 02:16) 

non_0101

こんばんは!
> ワシャついていけん。
この一言に爆笑してしまいました。す、すみません…
実は『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』も、この作品もかなり好きです。
訳解らないところもあるのですけど、何故か心惹かれるのです~
by non_0101 (2007-12-06 01:11) 

ken

オジサンはもうダメかも~と思いました。いや、思ってますw
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-12-06 01:50) 

こんにちわ☆
私も「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」と「イノセンス」を
観たのですが、kenさんと同じく『ワシャついていけん。』状態でしたw
「ギタイってなに??銀河鉄道999のメーテル風になってるの??」などと
勝手に自分の知ってる範囲のものに置き換えたりして理解に努めました。(メーテル風も謎ですがw)
映像がすごくきれいで、どことなくブルガリアンヴォイスを彷彿させるような音楽の使い方も素敵だと思いました。
by (2007-12-15 01:35) 

ken

「メーテル風」にはウケました。
あの結末にも驚きましたね、確かに(笑)。
“ワシャついていけん”人がいてくれてちょっとホッとしています。
nice!ありがとうございます。
by ken (2007-12-15 23:54) 

きさ

原作も読んで、「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」も見て好きなのですが、この映画は、押井ってやっぱり壊れてるなあ、でした。
分からなくて当然かも。
これをデート映画みたいに宣伝した鈴木プロデューサーはやはりジブリのゲッペルス(押井監督説)ですね。
でも「スカイクロラ」は意外と面白かったです。

by きさ (2009-06-14 23:03) 

ken

なんだか日本アニメの顔役たちに騙された気分です。
by ken (2009-06-15 00:35) 

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