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プラネット・テラー in グラインドハウス [2008年 レビュー]

プラネット・テラー in グラインドハウス」(2007年・アメリカ) 監督・脚本:ロバート・ロドリゲス

 R・ロドリゲス作品は友人から強力にプッシュされた「フロム・ダスク・ティル・ドーン」で初体験。
 「なんじゃこのムチャクチャな映画!どこがおもろいねん!」
 が、そのときの感想で、以降「デスペラード」、「スパイキッズ」、「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」、「シン・シティ」と観て来て、ついに僕も慣らされたんでしょうか?R・ロドリゲスの面白さが分かってしまいました(笑)。

 理解したきっかけはタイトルにある「グラインドハウス」というワード。
 Wikipediaによると、「グラインドハウスとは、エクスプロイテーション映画やB級映画などを2~3本立てで上映していたアメリカの映画館」のことで、当時の雰囲気を再現しつつ作った映画が本作。さらに同時上映作品として盟友タランティーノが「デス・プルーフ in グラインドハウス」を製作し、実際に2本立てで公開されたそうです。
 ついでに書いておくと本編の冒頭には架空の映画の予告編がくっついていて、もう雰囲気出まくり!かっちょエエ!

 内容は簡単に言うと「ゾンビ」です。若い世代向けに言い換えれば「バイオハザード」です(笑)。
 しかし、この作品の素晴らしいところは、登場人物のキャラがあまりに濃すぎるところでしょう。
 一番はなんたってこの人。主人公のチェリー(ローズ・マッゴーワン)。

328315_01_01_02.jpg

 サイボーグ009かよっ!カッコ良すぎでしょう(笑)。
 他にこの映画で気に入ったのは、本編途中でお詫びのテロップが入るところ。

 MISSING REEL (1巻紛失)
 Sorry for the inconvenience. (不手際をおわびします)
 Theatre Management (支配人)

 この直前は、主人公のベッドシーン。
 そしてテロップ後は、1巻飛ばして上映してますから、ハナシはすこーん!と飛ぶんですけど、無くたって充分伝わる展開。こういった監督の遊び心が、本作に対する好感度をグッと上げたように思います。ま、「インランド・エンパイア」のあとに観たってのも大きいかも知れませんけど(笑)。

 週末、家でぐだぐだ観るには申し分なし。ブルース・ウィリスとか出てるし。
 ホラーが苦手でも充分観られます。多分。R-15です。

プラネット・テラー プレミアム・エディション

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD

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コメント 2

**feeling**

きもちわるくなったんだなあ。朝から見て確か。ありえなくないか?ということを思い描きながら見ることが一番大切なんだと思うが、何がしたいのかわからない。
by **feeling** (2008-11-04 13:33) 

ken

こんなの朝から見ちゃダメ。
by ken (2008-11-04 14:40) 

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