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アンダーワールド:エボリューション(2006年・アメリカ) [2011年 レビュー]

原題:UNDERWORLD: EVOLUTION  監督:レン・ワイズマン

 2003年公開「アンダーワールド」の続編。
 レンタル屋で言うと「7泊8日360円」的な古い作品をどうして今観る気になったのかは、僕の精神状態が影響していると思う。そもそも映画のチョイスは「そのときの気分」でしかない。だから過去どんなタイミングでどんな映画を観てきたかを振り返ると、誰もがその時々の精神状態をつかめるんじゃないだろうか。
 最近の僕は仕事で神経をすり減らしていて、頭を使って観る映画を避けているようだ。まず物理的に映画を観る時間がないのだけれど、睡眠時間を削ってでも観ようとするとき、余計な頭を使うことだけは無意識のうちに避けているらしい。そりゃそうか。

 タイトルからは何も想像できないけれど、吸血鬼族(ヴァンパイア)と狼男族(ライカン)の対立の物語である。と言いつつ舞台は現代(おいおい)。なんだけど、どっちも不老不死のキャラがいるので、ハナシが始まるのは13世紀くらいからだったりする。この辺、真剣に考えない方がいい(笑)。
 ちなみに前作から3年も経っているので、冒頭には「前作のまとめ」みたいな部分が一応あるが、ダーク・ファンタジーに興味があるなら前作から観ることを勧める。
 ただし本作はR-15である。
前作はPG12だったのに、どうして本作がR-15になったのかは観る前から気になっていた。
 その理由。まずハードゴアである。
 顔をざくっと半分に斬っちゃったり、下アゴをべりっと剥がしちゃったりする。ただそれが原因じゃないことが途中で分かった。一番の理由は吸血鬼族のセリーン(ケイト・ベッキンセール)と、吸血鬼と狼男の混血種マイケル(スコット・スピードマン)のセックスシーンがあるためだった。このシーン、日本版には映倫指導の“ぼかし”がバッチリ入っていて、でもそれほどのシーンじゃないので、逆に違和感の方がむくむくと起き上って来てしまう。R-15指定するならぼかしなんか無くてもいいじゃないか。

 それでもこの映画をけん引するのはエロだと思う(前もどこかでこんなことを言った気がするな)。
 少なくとも僕の一番の愉しみはケイトの黒光りするボディスーツを眺めることで、二番目は毎カット毎カットヘアメイクに時間をかけたケイトのアップに惚れ惚れとすること。三番目にようやく(ハチャメチャな)アクションとなる。
 僕はストーリーもうまく追えなかったし、途中激しい睡魔に襲われたりもしたんだけど、前作と本作を続けて観るといいのかも。ちなみに第3弾もあって、それは「ビギンズ」なんだとか。なんだよそれ(笑)。

 追記:まるで初見のようにレビューを書いたけれど、なんと2007年にこの映画観てました(爆)。俺もいよいよアウトかなあ、いろんな意味で。その時のレビューはコチラ

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コメント 2

u_yasu

ケイト・ベッキンセールの
黒ボディスーツは必見ですよネ!
by u_yasu (2011-01-26 02:21) 

ken

観ずに死ねるか、って感じですよ!w
nice!ありがとうございます。
by ken (2011-01-26 04:39) 

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